消費者金融の裏話
キャッシング裏話:返済を待って欲しい!
ある日、怪我を負った男性が店頭に現れました。
カウンターに座るやいなや、担当者に突然、
「この腕のおかげで今仕事が出来ない。だから、返済を待って欲しい。」
とギブスで固めた腕を突き出しました。(笑)
しかし、残念ながら、返済は待てません。
このような理由でも、返済を待てないのが現状なので、しっかり覚えておきましょう。
キャッシング裏話:名義貸し
「名義貸し」とは、クレジットが契約ができない知人などに、自分の名前を貸して、クレジット契約させることを言います。
大抵、ブラックリストや多重債務が理由で、クレジット契約をできない人が名義貸しを依頼してくることが多いと思われます。
その際、
「絶対、迷惑かけないから」
などといってくることでしょう。
しかし、実際、その約束をしっかり守ってくれる人が何人いることでしょうか。
ブラックリストや多重債務者になっている人ですよ。
なかでも、名義貸しをした悲惨なケースを紹介しましょう。
ある日、50代前半の男性が来店しました。
「現在のキャッシングを無効にしてほしい。」
との訴えでした。
事情を聞いてみると、
「長い付き合いの友人に名義を貸すよう頼まれたので、名義を貸したが、その友人が、先日亡くなってしまった」
というのです。
自分が借りたわけではないのに、何で返済しなければいけないのかという言い分です。
しかし、契約名義は、その男の人なのは事実です。
これは、変えようがないことなのです。
かなり可哀相ですが、借入を無効にすることはありえません。
亡くなった友人が作った借金を代りに返済していかなくてはならないのです。
消費者金融側から見れば、「名義を貸したのが悪い」としか見解になることでしょう。
名義貸しをしてしまう理由として考えられるのは、
・名義を借りる人の頼みを簡単に断れない程度の人間関係がある場合
・心理的な錯覚
・報奨金が絡んでいる場合
などと思われます。
キャッシング裏話:「住所はない」
契約する際の申込書の記入欄に「住所」と書く欄があります。
住所を記入するのは当然といえば当然なことですが、中には驚くお客様もいます。
担当者が住所を確認した際、
「住所はない」
と堂々と言い放ったお客様がいました。
聞くと公園を渡り歩いて生活しているとのこと。
「だから、お金がないから借りに来た。」
と、ごもっともなご意見ですが、その後担当者がどのような行動にでたかおわかりですよね?!
もちろん、ほぼ強制に近い状態でお客様を帰らせるしかありませんでした。(苦笑)
キャッシング裏話:お金持ちそうな人なのに・・・
お金を借入に来る理由は、人それぞれです。
生活苦を理由に借りにくる人から、高いものを購入する資金として借りにくる人など、消費者金融側からも理解できそうな理由の人が多い中、借りる理由が見当たらないお客様もいます。
例えば、お金に不自由している様子もない全身高級ブランド品で固めた女性が来店しました。
お話を聞いていて、女性個人の収入や、ご主人の収入なども考えると、上限の50万の決定をしてもおかしくはないほどの利用者です。
しかし、消費者金融はこういう人を注視する傾向があります。
だってまだまだお金に余裕がありそうな感じなんですか、借りる理由に見当がつかず、不信に感じても仕方ないですよね。
あまり、「お金があるのよ〜」という言動は、逆に企業側の信頼が得られないので控えた方がいいかもしれません。
キャッシング裏話:同伴申し込みの小話
消費者金融の借入の申し込みは、「本人」が申し込みをするのが原則であり、お金を借りるのですから、当たり前のことですよね。
しかし、初めての際には、緊張してドキドキしたり、一人で行くことを心細く感じる人も多いことと思われます。
たまに、家族の人などと一緒に申込に来る人もいる位です。
同伴申し込みは、厳禁ですが、「門前払い」というわけでもありません。
来店された場合など隣に座ることも可能だと思いますし、お茶など出されて接客してくれることでしょう。
では、どのようなケースが「同伴厳禁」と言われざるをえないのか、理解しておきましょう。
自動契約機でのケースを紹介しましょう。
ある日、恋人同士であるだろうと見受けられる2人連れが自動契約機に入ってきました。
女性のほうが申し込み手順を始めたので、利用者本人だと見受けられました。
しかし、女性は、何度も男性のほうに問いかけるような仕草がモニターで確認されます。
マイクで
「お客様、ご本人の申し込みですか?」
と確認したところ、
「違います。彼がかわりにやってくれ、とのことなので。」
という返答。
このような行動は、消費者金融側からみれば「不審者」と判断せざるをえないのです。
契約決定までに数日かかっってしまうであろうことは、言うまでもありません。
利用者本人が申し込みをしてこそ、「信用度」が生まれるものであります。
なので、たとえ同伴であっても、申し込みは利用者本人が行えば、何の問題もないとみなされます。
自動契約機といえ、しっかり監視していることを忘れずに。
キャッシング裏話:「預かり金」
ATMで返済する際、小銭を取り扱っていないところがあります。
例えば、15550円の返済なら、16000円入金するのが必然となってきます。
450円のお釣は、「預かり金」として会社の方が保管します。
その「預かり金」とは、利用者のものです。
それを会社がずっと保管していることはできないので、会社側は利用者に、手紙にしろ、電話にしろで
「預かり金があるので店頭まで取りに来てください」
という連絡をとることになっています。
預かり金には、数百円から多い人では、1万円という人もいます。
でも、完済した後、ほんとに二度と利用しないと覚悟を決めている人は、消費者金融からの電話に出てくれない人が多いのです。
仮に、電話に出てくれたとしても
「もういらない」
という人も少なくありません。
しかし、会社も返さなければいけないお金なので、取りにくるまで連絡をすることになります。
もし、ほんとにいらないのなら、しっかりとその意向を伝えましょう。
預かり金は、もったいないのできちんと返してもらった方がいいと思います。
ちなみに、店頭まで行きたくない人は、銀行振込も可能です。
そして、金額が少ない場合には、切手に代えて送ることも可能となっています。
キャッシング裏話:帰ってきた利用者Aさん
ある日会社に行くと、上司の上の上、支店長や部長や本店のお偉いさんなどバタバタしている日がありました。
「なんかあるのかな?」と不思議に感じていたところ、本店の方と同伴してきた男性がいました。
「本店から異動してきた人かな。」とその時は思うだけでした。
しかし、後から話を聞いたところ、あの異常な会社の雰囲気は納得のいくものでした。
実は、その男性は、6年間行方不明になっていた利用者Aさんだったのです。
Aさんは、6年経って、どうやら債務整理をしようと来店したのです。
しかし、最後に返済をした日から5年を過ぎているので、「時効」が成立していました。
覚悟を決めて、「世間」に帰ってきたら「借金がチャラ」になっていたというのは驚いたことでしょう。
ただし、注意することがあります。
もし、業者に返済をする義務はなくなったのに、支払いをAさんが約束してしまっていたら、せっかく成立した「時効」は意味のないものとなってしまうのです。
また、もし、時効を成功させようと考えている人、Aさんがどのような生活を送ってきたか想像つきますか。
Aさん、曰く、夜安心して寝れる日はなかったそうです。
きっと、6年も逃げ回って生きていくことは、想像以上に大変なことだったのではないでしょうか。